バタンガス州(Province of Batangas)
フィリピン北部ルソン島にある州で、カラバルソン地方
(CALABARZON, Region IV-A)に属する。北にカヴィテ州、
北東にラグナ州、東にケソン州と接し、南のベルデ島水路を
隔ててミマロパ地方のオリエンタル・ミンドロ州、
オクシデンタル・ミンドロ州と隣接している。州内には
フィリピン第3の湖タール湖がある。
面積は3,165.8km2、人口は1,905,348人(2000年)、
州都はバタンガス市である。
カヴィテ州(Province of Cavite)
フィリピン北部ルソン島のカラバルソン地方
(CALABARZON, Region IV-A)に属する州である。
南にバタンガス州、東にラグナ州、北東にマニラ首都圏の
メトロ・マニラと接している。北にはマニラ湾とその入口に
浮かぶコレヒドール島があり、この島はコレヒドール国立公園に
指定されている。面積は1,287.6km2で国内9番目に小さい。
人口は2,063,161人(2000年)で国内5番目に多い。
州都は地方自治体の1つイムス(Imus)で、
トレース・マルティレスから移転した。州内にはカヴィテ市、
タガイタイ、トレース・マルティレスの3都市がある。
ラグナ州(Province of Laguna)
フィリピン北部ルソン島中部にある州で、カラバルソン地方
(CALABARZON, Region IV-A)に属している。
北西にメトロ・マニラ(マニラ首都圏)、西にカヴィテ州、
南西にバタンガス州、南から東にかけてケソン州、
北にリサール州と接し、北部一面にフィリピン最大の湖
バエ湖を臨む。ラグナという地名はスペイン語のラゴ(Lago)、
英語のレイク(Lake)=湖からきている。面積は1,759.7km2、
人口は6番目に多い1,965,872人(2000年)、州都はパグサンハン
(Pagsanjan)からサンタクルス(Santa Cruz)に移転した。
また、フィリピン独立の英雄であるホセ・リサールは、
リサール州ではなく、ここラグナ州が生誕の地である。
ケソン州(Province of Quezon)
フィリピン北部ルソン島中部の州である。カラバルソン地方
(CALABARZON, Region IV-A)に属していて、
西南部にリサール州、ラグナ州、バタンガス州、南東部に
ビコル地方のカマリネス・スル州、カマリネス・ノルテ州、
西部に中部ルソン地方のブラカン州、北部にケソン州から
分離してできたアウロラ州と陸で接している。東部にはラモン湾と
ポリリョ諸島があり、その先はフィリピン海が広がる。
南部にはミマロパ地方のマリンドゥク州(ボアク島)、
ビコル地方のマスバテ州(マスバテ島)が海を隔てて隣接している。
面積は8,706.6km2で5番目に広い。人口は1,679,030人(2000年)
州都はルセナ(Lucena)である。ケソン市は、ケソン州には属さず、
マニラ首都圏のメトロ・マニラと呼ばれる地方の1都市である。
リサール州(Province of Rizal)
フィリピン北部ルソン島にある州で、カラバルソン地方
(CALABARZON, Region IV-A)に属している。南東部にラグナ州、
東部にケソン州、北部に中部ルソン地方のブラカン州、
西部にメトロ・マニラ(マニラ首都圏)と接している。
南部にはフィリピンで最も大きい湖のバエ湖に面する。
州名は、フィリピン独立の英雄、ホセ・リサールからとった。
面積は1,308.9km2、人口は1,707,218人(2000年)、
州都はパシッグ(Pasig)であったが、メトロ・マニラの1都市に
組み込まれたためにアンティポロ(Antipolo)に機能が移された。
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